アクセス統計とログ機能

サイトのアクセス状況を把握し、問題解決に役立つ様々なアクセス統計とログ機能が備わっています

アクセス統計機能

DrupalとGA4(Google analitics4)を組み合わせることで、ウェブサイトのアクセス状況をより詳細に分析し、改善に役立てることができます。
 

GA4は Google Analytics 4 の略称で、Googleが提供するアクセス解析ツール、Googleアナリティクスの最新バージョンです。

従来のユニバーサルアナリティクス (UA) とは異なり、ウェブサイトとアプリの両方のデータを収集・分析できるように設計されています。

  • イベントベースのデータモデル: すべてのユーザーインタラクションをイベントとして捉え、より詳細な分析を可能にします。
  • クロスプラットフォーム計測: ウェブサイトとアプリのデータを統合して分析し、ユーザー行動をより深く理解できます。
  • 機械学習による予測: ユーザーの行動を予測し、将来のトレンドを把握するのに役立ちます。

 

ログ取得機能
 

Drupalのログ機能は、システムの動作状況やエラー、ユーザーの行動などを記録し、ウェブサイトの管理やトラブルシューティングに役立つ重要な機能です。Drupalでは、主に データベースログSyslog の2つの方法でログを記録できます。
 

データベースログ(dblog)システムログ (syslogモジュール)
  • コアモジュールである dblogモジュール を使用します。
  • ログはDrupalのデータベースに保存されます。
  • 管理画面からログを確認・フィルタリングできます。
  • 設定画面でログの保存期間や重要度レベルなどを設定できます。
  • コアモジュールである syslogモジュール を使用します。
  • ログはシステムのsyslogデーモンに送信され、OSの設定に従って保存されます。
  • データベースへの負荷を軽減できます。
  • SSH接続でサーバーにログインしてログを確認する必要があります。

ログの種類

Drupalでは、ログの重要度に応じて以下の8つのタイプに分類されます。

  • Emergency: システムが使用不可能な状態
  • Alert: 緊急に対処が必要な状態
  • Critical: 重大なエラー
  • Error: 通常のエラー
  • Warning: 警告
  • Notice: 通常動作における重要なイベント
  • Info: 情報